【僕の好きな、不思議な話】 - simomons2021事、大さこ　まさよし　’s diary（怪談ネーム、怪談ロッカーリップ）

現在、週3回の透析人生になり、
残りの人生、約三ぶんの一人生

糖尿、合併症しまくり

しょーもない僕の半生を、振り返り
「遺言」のつもりで、
つらつら、思いだしながら、
いろいろ書いてみます。

どうぞ、よろしくお願いいたします
（途中、ちょいちょい不思議、怪異体験の話あり）

それでは～　よろしくどうぞ～(≧▽≦)

※　なお、当、日記、ブログの内容の、
無断コピー、転載、使用、引用は不可です。
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【僕の好きな、不思議な話】

この、お話は、とある　

バーで、横に座った女性と、
話が、もり上がり

「不思議な体験ありますか？」

と聞いたところ

怖い訳では、ないですが・・

と、

彼女が幼少の頃、・・・　
お菓子屋さんに、行くには、橋を渡って、
いかなければ、ならない・・

1人では、いけないので
近所の　お兄ぃちゃん　に、連れて
いってもらっていたらしいです

帰りには、夕方になり

お兄ちゃんの、背中のぬくもりと、
お兄ちゃんの　匂い　の中。
ぐっすり、寝てしまうので、

おんぶ　してもらい

その橋を、渡って帰ってくる・・と
言う流れだったようです

月日は立ち・・　

彼女も大学を機に、

町を出る事に、なりました

学校は都心にあり、

そのまま大学、就職・・
恋愛・・と、

そのころ、田舎の友達から、耳を疑う話を
聞きました

あの　お兄ちゃんが、自殺した。　と。
しかも、あの　橋　から、身投げしたと。

彼女は、何か、くやしく
「なんで、そんな事、すんのよ・・」と
泣きどおし、

しかし、

田舎に帰る訳では、ありませんでした

また、月日はたち

彼女の運が、下りに入り
彼氏とも別れ、仕事もなくし、人生の
絶望を感じたとき、「自殺」

の気持ちが、芽生えたそうです

そんなとき、田舎の　お兄ちゃんの事を、
思ったのです

あの頃の自分は、

若くて、

まだ　死にたいほどの絶望　を
知らなかった。

お兄ちゃんに何が、

あったかは、知らないままだったけど

今なら、気持ちがわかる・・
「わたし・・　お兄ちゃんに、なんて酷い気持ちを
向けたんだろう・・　謝りたい」

そう思い、何十年ぶりに、田舎に帰郷しました

駅で、お花を買い。

あの　橋　に、差し掛かったころには、
夕方で、橋はオレンジ色に、照らされていました

彼女は、お花をそえ、手をあわせ、
心の中で、お兄ちゃんに、話かけました

「お兄ちゃん、ごめんね、

私、わかんなかった、
お兄ちゃんの苦しみ・・　

私も、わかる大人に、なったよ」

すると

いままで、風もなかったのに、

橋の下から、いきおいのある、一陣の風が吹き、
橋の手すりから、すこし離れ

次の瞬間
彼女にしか、わからない、あの

「お兄ちゃんの、肩ごしの、あの匂い」

がして
何か、あたたかい気持ちになったそうです

彼女は、なにか・・・・
お兄ちゃんに、

逢えたような気持ちに、なったそうです

涙が、しばらく、とまりませんでした　

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と。

これが、私の体験した　不思議な体験です。
と、聞かせて、いただきました

（公開は許可済です）

※　写真は、イメージです

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